ハイビスカスティーの正体

10/14（月・祝）に開催したtocolierの花市。
今回は"Autumn leaves"をテーマに紅葉の枝、赤い実もの、花をセレクトしました。
花市のお花を一種類ずつご紹介していきました。

お花のご紹介も今回が最終回。
紅アオイをご紹介します。

紅アオイの正式名称はハイビスカス・オブタリファ。
和名はロゼリ草で別名ローゼルと呼ばれる植物です。

この紅アオイ、実はハイビスカスティーの原料なんです。

今回仕入れて来たのは、花が終わり、ガクの中に実が生っている状態。

外側の赤い部分がガクなのですが、熟したガクを乾燥させてお茶に使うそう。
ハイビスカスといえばあの花を連想する方も多いと思いますが、紅アオイが原料とはちょっと驚きですね！

ハイビスカスティーの作り方を調べてみたら、「ハイビスカスの花を乾燥させてできますよ〜」と書かれているものもありましたが、どうやら観賞用品種のハイビスカスでは花を乾燥させてもハイビスカスティーにはならないそう。

一般的にハイビスカスティーとして飲用されている品種は、やはりこの紅アオイ（ローゼル）のようですね。

ハーブティーにする以外だと、お酒に浸けてローゼル酒にしたり、砂糖で煮てジャムにしたり、料理のソースにしたりできるようですよ。
他にも若葉をカレーの風味付けにしたり、種子を煎って食用にしたり、茎を繊維の原料にしたり、染色にも使えるそうで色々便利な植物です。

もし自給自足するなら紅アオイは絶対育てたいと思いました（笑）

こんな風にブーケにも使えます（＾＾）

tocolier（トコリエ）
http://tocolier.com/
145-0064
東京都大田区上池台1-40-5-1F
東急池上線　長原駅より徒歩３分
通常営業　木-日曜日　13-20時
※10/24（木）-11/3（日）tocolier個展"making 001"開催
※11/7（木）〜17（日）花写真展"Autumn leaves"開催
※最終日の展示は18時まで（店舗は20時まで）
※11月の花市は11/4（月・祝）、12月の花市は12/9（月）開催予定です。

アクセスはこちらのページからどうぞ
http://tocolier.hatenablog.com/entries/2013/04/28