「世界一美しい本を作る男」-シュタイデルとの旅-
ドキュメンタリー映画、「世界一美しい本を作る男」-シュタイデルとの旅-を観てきました。
シュタイデルはドイツの小さな出版社。
写真家ロバート・フランクやシャネルのカール・ラガーフェルドなど、天才達に愛されるシュタイデルの仕事ぶりに迫るドキュメンタリーです。
内容は公式サイトを観て頂くのがいいので割愛しますが…
http://steidl-movie.com/
とことんこだわり抜く完璧主義、ユーモアを交えながらも情熱を注ぎ、真摯に作り上げて行くその姿に胸を打たれました。
「ページをめくる音や香り 全てが本の要素なのです」と彼は言いますが、
何度も本の匂いをかぐシーンがあり、シュタイデル社の本の匂いをかぎたくなりました(笑)
代官山蔦屋書店の写真集などのコーナーにシュタイデル社の本が集められた一角がありまして、パラパラページをめくり、インクの匂いをかいで、こうして真摯に作られたものに触れられたのが嬉しかったです。
私たちtocolierもモノづくりユニットなので、こういうモノづくりをしていきたい!そう強く思ったとても面白い映画でした。